がん患者取り違え手術=前立腺摘出、2年半後発覚−東北大(時事通信)
東北大病院(仙台市)は4日、患者2人の検査報告書を取り違え、がんではない70代男性患者に前立腺の全摘出手術を行っていたと発表した。ミスに気付くまで2年半、前立腺がんの50代男性患者の治療も行われなかった。病院側は医療事故と認め、患者2人に謝罪した。
同病院によると、2007年6月、2人は同じ日に前立腺の組織検査を受け、50代男性は前立腺がん、70代男性はがんではないと診断された。しかし、病理診断医が2人の検査結果を取り違えて検査報告書を作成したという。
70代男性は同年12月、前立腺の全摘出手術を受けた。摘出組織の病理診断も大幅に遅れるミスが重なり、09年12月にようやく実施。検査報告書の取り違えが発覚した。
同病院はその後、50代患者に前立腺手術を実施した。2人の経過は良好で、すでに退院した。
【関連ニュース】
・ 医療事故調、大綱案見直しも=「来年度に方向性」
・ 気管切開中、チューブに火花=男性患者が死亡
・ 2カ月の次男に重傷負わせ逮捕=「泣きやまず腹立った」−埼玉県警(時事通信)
・ <寺島しのぶさん>最優秀女優賞トロフィーにキス(毎日新聞)
・ 大津波警報で東名高速、アクアライン一部通行止め(産経新聞)
・ 政府、医療チーム派遣へ チリ大地震(産経新聞)
・ 教員の政治活動罰則検討…衆院予算委で首相表明(読売新聞)
同病院によると、2007年6月、2人は同じ日に前立腺の組織検査を受け、50代男性は前立腺がん、70代男性はがんではないと診断された。しかし、病理診断医が2人の検査結果を取り違えて検査報告書を作成したという。
70代男性は同年12月、前立腺の全摘出手術を受けた。摘出組織の病理診断も大幅に遅れるミスが重なり、09年12月にようやく実施。検査報告書の取り違えが発覚した。
同病院はその後、50代患者に前立腺手術を実施した。2人の経過は良好で、すでに退院した。
【関連ニュース】
・ 医療事故調、大綱案見直しも=「来年度に方向性」
・ 気管切開中、チューブに火花=男性患者が死亡
・ 2カ月の次男に重傷負わせ逮捕=「泣きやまず腹立った」−埼玉県警(時事通信)
・ <寺島しのぶさん>最優秀女優賞トロフィーにキス(毎日新聞)
・ 大津波警報で東名高速、アクアライン一部通行止め(産経新聞)
・ 政府、医療チーム派遣へ チリ大地震(産経新聞)
・ 教員の政治活動罰則検討…衆院予算委で首相表明(読売新聞)